日本の留学代理店カウンセラーとして下積み後、カナダの語学学校の日本人カウンセラー経験、オーストラリアの現地留学エージェントのカウンセラーとして、あらゆる視点に立ち、現在留学NPOの代表として運営を担っています。

実際の留学生やワーホリメーカーと少しでも近い距離で、アットホームで相談しやすいカウンセリングをモットーに現在は「ただ代行」するだけではないエージェントとして、留学手続きのノウハウを留学インストラクターとして個別コーチングをしています。

スポーツによる怪我防止の為に始めたヨガに出会い、現在は留学先でのストレスマネージメントとしてのヨガを勉強中。2019年末にはカナダにてヨガインストラクター資格(RYT200)を取得。常に新しい可能性を追求する留学インストラクター。

世界スタンダードはルナーニューイヤー(旧正月)

こんにちは、コウダイです。2月もどんどん進んでいます。2023年は中国のコロナ騒動で急遽入国制限が設けられた事から、期待されていた旧正月の中国人大移動&日本爆買い騒動も少々不発気味に終わった印象でしたが、コロナで0だった時代からしたらそれなりの復活劇でもあるこの頃、皆さんどう感じていますでしょうか?

日本に中国の春節や旧正月という言葉を聞くようになったのはやはり中国人の爆買いが始まり、一気に観光客が訪れる、言わばビジネスの「ハイシーズン」だった事から人々が意識するようになったと思います。

かつて日本も明治時代までは中国やその他のアジア諸国と同様に旧暦を軸として全てが構成されていました。つまり江戸幕府の時代は全て旧暦で物事が構成されていたのですが、明治5年12月3日、突如明治政府が旧暦の12月3日を現在使用している新暦であるグレゴリオ暦へと変更しました。その後、当時の参議であった大隈重信は当時政府の財政が圧迫されており、旧暦のままでは明治6年が13ヶ月(うるう月が出来る年)になってしまう為、また12月2日の改正であれば12月分の給与の支給せずに大幅に費用を削減する事が目的であったと語っています。

江戸時代まで続く長い太陰暦の歴史は、当時の政府の財政問題という都合によってコロリと変えられてしまうという事が世の中にあるという事は理解しなければなりませんし、今に始まった事ではないのです。

私が初めて海外留学をした20余年前、中国系の友人達がチャイニーズニュイーイヤーを祝っていましたが、実は韓国を始め、ベトナムも旧暦の新年を祝うのが通例になっており、最近では「チャイニーズニューイヤー」という言葉自体が適切でないという事で、ハッピールナーニューイヤーと言われるようになりました。日本語では、太陰暦と言いますが、暦の数え方自体がつきの満ち欠けを基軸にしている事から、Luner Calendarと言われることから月を中心とした暦の数え方です。

カナダの香港系モールでは大々的にカウントダウンが行われました

2023年現在、私達日本人はすでに大昔から定着しているかのように太陽暦の1月1日を伝統的な元旦として祝っていますが、同様に太陽暦の1月1日を伝統儀式として祝う国は見回してみれば日本以外は北朝鮮だけかもしれません。

実際、アジア全体の周囲の国々を見回すと全て旧暦や宗教や文化独自の暦を中心に動いています。

日本も伝統自体は素晴らしい儀式や伝統があるのですが暦においての重要性については無かった事になっているので、何故旧正月ではなく、太陽暦の1月1日を祝うのかと言われても何も答える事が出来ません。これが不思議の国ニッポン、ガラパゴスと言われる理由であり、やっぱり日本人は特殊な生き物である事を実感します。

自分達が世界の人たちと感覚が違う事。ここまでは理解できていでも、具体的にどう感覚が違うかどうかというのは、英語や文化を理解しなければ比較は出来ません。

人それぞれ育った環境や感覚が違うので、他人の体験談や体感はあくまで「感想」に過ぎないのです。イメージと現実がここまで違うかと最初に感じる事になる初めて野海外生活は、多くの人がイメージでは乗り越えられると思ったけれども、想像を遙か上回るショックで、頑張ればどうにかなるようなレベルではない事に衝撃を受けています。例えばホームステイひとつとっても、想像を遙かに超えるカルチャーショックを皆さん受けるのですが、その事実を受け入れ、前に進むしか方法はないのです。

成功している人たちは影で驚く程の努力を重ねていますが、その努力や苦しみは見えません。いくら動画やSNSで情報を仕入れていても、オンラインで入る情報は全てマーケティングであり、うわべのものです。そして忘れてはいけないのが全てのネット情報は過去のものであり、未来の情報はありません。そして多くの情報があれば安心するものですが、それが正しい情報でなかった場合は逆に不安になってしまうものです。

最近あったマクドナルドの値上げやマクドナルド指数などは良い例であり、数字によって印象操作をする事が出来ます。確かに物価は高くなっているけれど、だからといって留学を諦めるわけではないと思いますし、文句を言っても仕方ありません。それならそれで、どうやって生き抜いていくか?が重要だと思いませんか?

もう物価が高いだなんて言わない、言わせない。

今年に入ってからマクドナルドの値上げが話題になるようになりましたが、その価格はあくまで販売価格の値段であり、多くの人はスマホアプリを含む携帯クーポンの存在に気づいているはずです。それらを利用すれば定価ではなく、割安の金額で買えるのは日本でも海外でも同じです。

上記クーポンは留学先としてもワーキングホリデーとしても人気のバンクーバー地区で使用出来るアプリクーポンです。現在は、カナダのアイスホッケーシーズン中にはバンクーバーのホームチームであるVancouverカナックスの試合がある日は$3でビッグマックが食べられる素敵なキャンペーンが行われています。iPhoneであればここにApple Payを登録して、そのままお店に着く前に注文して、到着したらピックアップするスマートな買い物が出来ます。今流行の時短ですしね。

以前私が見た時はNBAバスケットボールチームのToronto Raptersの調子が良い年で、Raptorsが買ったらフライドポテトが無料になるという恐ろしいキャンペーンをやっていた事があります。熱狂的なスポーツファン達のいる国ですから、地元のチームが優勝すればマクドナルドだけでなく多くの店が大セールや無料キャンペーンをやる事だと思いますので、そういう意味でもスポーツアンテナ張っていても良いのかもしれません。

ちなみに日本のビックマックの値段は現在定価が450円です。カナダのビッグマックは$6.19+taxなので約640円くらいでしょうか。これだけを見ると物価が高いように見えますが、上記クーポンを使えば$3+taxです。

これはマクドナルドだけに限りません。スーパーマーケットの定価は高額ですが、セールの目玉商品は安くなっています。ちらしだってアプリやネットで確認できますし、今はUber EatsやDoordash等、便利なアプリもありクーポンやキャンペーンを利用をすれば直接購入するよりも安い事だって珍しくありません。アプリやQOL向上系サービスは一度利用してみるだけで経験や勉強になりますので面倒がらずに何事も楽しんでやるのが良いと思います。

これらは全て、ただ必要な事をぱっとスマートにスマホで行うという行為です。日本ではクーポンを使っていなかった人でも、海外留学では全てが貴重な経験です。英語の勉強や文化の勉強、システムの勉強にもなりますし、私だったら節約した分でハッピーアワーのビールを飲みにいっちゃいそうですね🍺。外で飲むビールの時間も社会勉強の一環です。

そうやって思い出や経験を積み重ね、長い時間をかけて成長をしていくものであり、一朝一夕で全てが出来るようになるわけではありません。そういった意味では自分の成長が具現化するまで努力を続けられる意思、情熱や忍耐が不可欠であり、それらの力を磨き上げる事ができる総合トレーニングが単身で生活をする海外留学なのだと思います。

もちろん単身といっても危険な目に遭ってしまっては元も子もありません。ご自身にとって最適解の留学経験が出来るように良い留学エージェントにご相談下さいね。

私どもは完全予約制ですが、頂きましたご相談には十分にお時間を取ってお話お伺いさせて頂きます。