日本の留学代理店カウンセラーとして下積み後、カナダの語学学校の日本人カウンセラー経験、オーストラリアの現地留学エージェントのカウンセラーとして、あらゆる視点に立ち、現在留学NPOの代表として運営を担っています。

実際の留学生やワーホリメーカーと少しでも近い距離で、アットホームで相談しやすいカウンセリングをモットーに現在は「ただ代行」するだけではないエージェントとして、留学手続きのノウハウを留学インストラクターとして個別コーチングをしています。

スポーツによる怪我防止の為に始めたヨガに出会い、現在は留学先でのストレスマネージメントとしてのヨガを勉強中。2019年末にはカナダにてヨガインストラクター資格(RYT200)を取得。常に新しい可能性を追求する留学インストラクター。

1年を振り返って何と言おう?

こんにちは、コウダイです。先日、年末で盛り上がる浅草で聞いた、ほろ酔いおじさんの名台詞は「嫌でも来年ってぇのは来ちまうんだよ」と、てやんでぇ調の魂の叫びでした。会話を小耳に挟んだ限りでは、年末の資金繰りに追われている様子。

師走です、やはり忙しく感じます。

この時期になると私にとっての「今年の漢字」とは一体何だろうかと考える事が多くなります。一時はオリンピックがあったから「輪」かな?とか、しっくりとこない在り来たりの事も考えていましたが、今改めて振り返るとふと「治」という漢字がぴったりなのではないかと思いがよぎりました。

「ち」とひらがなで書くと少し間の抜けた感じになってしまいまますが、コロナが始まった昨年は妻の父、つまり私の義父が亡くなった年でもあり、コロナはじまりから、多くの消失を体験し、感じていたのが昨年2020年。その後も2021年は糖質制限や栄養素検査に有機酸検査、親知らず3本抜歯など、その他医学から幅広く多くの知識を学び、自分の身体的部分の治に力を注ぎ、心を治める精神面のメンテナンスにもなっていたかもしれません。

実際の毎日はジェットコースターのようでしたが💦

1年経ち、ワクチンはもちろん多くの事への安心感や医療の恩恵、失った家族との心の別れやコロナから生き延びたサバイバー達との再会。皆、ひとりひとりが自分達のメンテナンスに取り組んできていた1年であり、心の中に起きた小さな内戦と向き合ってきたはずです。その心の葛藤や様々な思いの衝突を乗り越え、治政、自分の気持ちや心を治める事に力を注いでいた事なのだと思います。

次へのステップとは、来年の抱負の事なのか

国としても経済面、精神衛生面、外交や内政、多方面での治療が必要になる日本は、今後なるようになると考えるしかないのでしょうか?

さて、皆さんはどれくらいのスパンや期間で日本の未来像や成長を想像していますでしょうか?

現在、自分の英語力や仕事力、パソコン力やジム通いや糖質制限を用いて「スキル」を磨く事は可能ですが、自分が磨き上げた「スキル」を最大限に活かす為には、その国や街、都市が持つ「環境」が非常に重要になります。別の言い方をすれば、国の成長があって事、個人が活かされるとも言えます。

例えば、現時点での自分を生かすには日本のような比較的安定した環境が向いているのか、それとも弱肉強食で生き残れる人だけが居続ける事の出来るような環境なのか、自分のスキルを評価してくれる人がいるのかいなのかなど考える必要があります。

それなりの覚悟がなければ、海外で長期に渡る留学生活を送る事は出来ません。途中から留学ではなく、ただの「生活」だけになってしまいますし、モチベーションが湧かず、日本への帰路へと立ちます。

そして、日本に戻ってきてから、やはり自分を活かせる場所が「ここではない」と認識し、再度海外を目指す人も居れば、日本で気持ち良く力を発揮出来る生活を見つけ、日本の良さの再発見をする事もあります。私は出来れば、日本の良さを再発見できている日本人に日本の未来を託したいと願っています。

その為に必要な事はやはり一度海外に出てみる事。逆を言えば、日本という「守られた」世界から外に自分の身を置き、世界における客観的な自分の立場を観察する事によって、これから自分に必要なものが何なのか、痛感させられる事になります。

誰しもがすぐに海外留学に馴染むわけでもなく、遠回り遠回りを重ねて、最後にまた世界に飛び出す人もいます。自分の将来を予測する事は難しいかもしれませんが、一度の人生やれるだけやれるくらい全力を尽くして、自分を奮い立たせる体験をする貴重な機会です。

コロナ禍に突入し、日本を中心に仕事をしてきた今年、実はひっそりと国外から日本に一時的に戻ってきている人たちが多かったようにも思えました。複数の国や県をまたぐ生活をしていれば、その都度の状況に合わせて、自分や仕事、家族にとって良い環境を選ぶ事が出来、最大限に能力を発揮する事が出来ます。

皿がなければ料理に非ず

つまり単品的な能力(料理)だけあれば良いのではなく、自分のスキルを最大限に生かす事が出来る環境(器)を自分で作り上げる自己マネージメントの力を身につけなければなりません。

人は良くも悪くも集中すると周囲が見えなくなってしまいます。焦らず、地道に続ける事を覚えて下さい。固まった筋肉も毎日ストレッチを続けていれば、1年、2年で柔軟な身体が戻ってきます。

ただ、それを続ける事が出来るかどうかだけが問題です。英語の勉強も同じです。

今、現在海外にいる方、これから留学に出ようと思っている方、すでに帰国しているけど海外がきになっている方、是非2022年は「英語の勉強」だけでなく、自分を生かす為の「環境・人間関係」構築のパターンを増やす事を目標にして下さい。

どれくらいの比率かというと「英語の勉強」と同じくらい、「勉強の環境作り」に注力してみてください。

 

海外留学における環境の変化

環境を変化させる方法は沢山ありますが、最たる方法がやはり「海外留学」だと思います。いやがおうにも言語や文化の環境が変わり、現地で出来るクラスメートや仕事仲間、友人等とは、「様々なタイプの自分」を試す必要があります。そして、環境や人間関係の構築を進めていくのですが、この環境作りに失敗してしまえば、全体の「留学経験」を台無しにしてしまうかもしれません。が、それらは主に自身の意思の弱さに起因するものがほとんどです。全てがイメージ通りになる事が少ないのが実際の海外留学です。

留学をプランニングする事や英語を使ってどのように生活している自分をイメージするかも「環境作り」の一環です。理想でも目標でも、憧れでも何でも良いと思います。内側からモチベーションを刺激してくれます。

それほど英語の勉強そのものより、「英語の勉強をしやすい環境」を作る事の方が大切であったりするのです。ですから、ワーキングホリデーのような曖昧な指標を持った留学よりも、カナダのCo-op留学のように、現地で一定期間フルタイム就労ができる「専門学習&就労経験」の方が、「英語の勉強をしやすい環境」を作る事が出来るので、結果うまく行く事が多いわけですので、今は全世界で見てもカナダのCo-op留学がオススメです。事実、世界中の留学マーケットシェアは、このカナダのCo-op留学に集中している状態です。

一体、日本はどうなるのだろうか?

現在、日本という環境で自分を最大限に活かせているのであれば、現状に全力を尽くすに限りますが、惰性や妥協が溢れ、何だか消耗をしていると感じるようであれば、もったいないので、日本を出てみる事は良い事だと思います。

しかし、国際競争にて顕著な遅れを取る日本が、今後たったの数年間で急成長する事は見込めません。政治離れやIT不慣れ、デジタル庁にクーポン騒動。安部、菅、岸田政権登場から分かるように、いつまで経っても変わらない団塊世代の自民党の面々。野党から公明党まで、まともな議論の出来ない野党を見て、どうして急に政治が変わる事があるのでしょうか。

日本の政はゆっくりとスライドしていくか地震や天災のような外的要因にとって急変動するかしかありません。バブル崩壊以降から失われた20年は、一朝一夕程度のリスクで取り戻す事は出来ないのです。

こういった現状からも日本において最大限自分を活かしきれていないと感じる事があるのであれば、半年〜数年間くらい海外に出ていても、失うものよりも得るものの方が多いのではないでしょうか?

日本の政治や国家としての成長は、私達日本人にとっての土台であり器です。その器の状態が自分に合わないと感じるのであれば、別の国に入り、その環境を試してみると良いと思います。もしかしたら、やっぱり日本の方が良いと感じて、多少のことであれば全て我慢できるようになるかもしれません。

今はまだ大きく進まないのが、日本の社会であるのであれば、動ける人は海外に出て、新しいスキルを身につけておく絶好の時間です。もちろん、コロナ禍における留学は健康的リスクも伴います。その為には徹底した衛生管理と自己管理、誘惑に負けない強きメンタル、日頃からトレーニングやヨガを行い、体力を付けておけば、ちょっとやそっとで免疫が落ちてしまう事も少なくなります。

全てを総合的に行う事の意味は、自分自身の勉強や成長の土台を作る事であり、基礎工事です。確固たる土台を作る事に専念してから、順をおってバランスの良い基礎を作りましょう。

2021年もありがとうございました。

2021年10月より進学を保証留学コーチングや確実に経験値をあげる為に、「絶対入学保証」の留学専任インストラクターとしての有償サービスを開始し好評を頂いております。カナダCo-op留学もどうぞお気軽にご相談下さい。

17年に渡り留学に携わり、経験に基づいた準備指導。コロナ禍でのプロトコルにも慣れ、留学が始動してきました。

今年も皆様お疲れ様でした。

脳みその為にも肉体の為にも、スクワットや腹筋などのコア、ベース作りはとっても大事な事です。また胃腸のケアも小まめに行わなければ、炎症を起こし大事な栄養を体内に吸収出来なくなってしまいます。

年末年始は暴飲暴食に注意し、ベースとなる身体作り、脳みそ作り頑張りましょう。

皆様、良い年末年始をお過ごし下さい。

2022年も変わらぬご愛顧の程、よろしくお願いいたします。
※年始は1月4日始業です。

敬具

ア フォーリーフ海外留学NPO
代表 宮坂 幸大

 

 

 

 

 

 

“房総名低山やトレランでも知られている花嫁街道入口にある、サザンカの広場は秋冬に花が咲き乱れ桃源郷のよう。時期が合えば訪れるようにしています。”