2021年新しい留学の形
2021年もあっという間に始まってしまいました。もう完全にロケットスタートですね。今年の旧正月は2月12日になるそうなので、まだ時間はありますが、ちょっと前に成人式騒動があったと思えば、節分やら恵方巻、そして中華の世界では旧正月の準備が始まってきています。
お気づきのように、約10年に渡ってお世話になってきた「アメブロ」を卒業し、新しいブログ・サイトへ引越し&リニューアルが遂に実現しました。
改めまして、こんにちはコウダイです!
遅ればせながら新型コロナウイルスによる世界への影響は1歩進んで2歩下がる状況を脱する事が出来ず、日に日に厳しさを増していますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
留学関連の仕事もロケットスタートと行きたいところなのですが、現在のコロナ禍の中では、短絡的や楽天的ではなく、しっかりと慎重に計画しなければなりません。
今までの「コロナだから」の時代は終わり、いよいよ「コロナを言い訳に出来ない」時代となれば、個人の判断力や行動力が大きな差を広げる事になるでしょう。
主な留学先での新型コロナ対策
今のところ、カナダは永住権やカナダ国籍、そして就労ビザや学生ビザ所持であれば入国可能です。中でも学生ビザはきちんとしたプロセスがあれば入国可能なのですが、1月7日から、カナダ全土において、フライトでの入国にはカナダ人・外国人問わずにPCR検査の陰性証明が必要となりました。
72時間以内に取得したもののみ有効なので、つまり3日以内の証明書なのですが、これでは、万が一陽性が出てしまったら、ほぼ直前でのフライトキャンセルが必要になるので、かなりコロナテストは慎重にならなければならなそうです。
アメリカも今更かよ、という感じではありますが、ついに1月26日以降の空路で入国する人は全員72時間以内の陰性証明、そして例えばカリフォルニア州で10日間の隔離義務が出来ました。今までは州ごとに異なり、多くが日本と同様の推奨隔離14日間で、ゆるゆるの状態だったのが、より強制的なものに変わります。早速、バイデン新大統領の影響が出てきているのでしょうか。
そんな中、オーストラリアのブリスベンは、先々週に医療従事者に一人感染者が発生し変異種と判明。市中感染の恐れがあるとの事から、72時間の外出禁止令が出ました。たった一人で、3日間の外出禁止令とは、かなり敏感になっている事を考えると、オーストラリアへの入国が可能になる日はいつになる事なのやら。ロックダウン直前には、ゴールドコーストや北のサンシャイン・コーストエリアに向けて、渋滞が出来たのは周知の事実であり、1月22日までマスク着用令が出されていました。
日本より厳しく取り締まっているように見える海外の状況なのですが、オーストラリアやカナダの一部地域はロックダウンに入っていても、世界中から異なる考え方の留学生がやってきています。どうやら我慢出来ない学生も少なくなく、やっとの思いでカナダに入国した日本人学生が、南米や中東系のお金持ち留学生から、食事を誘われたり、内緒でホームパーティを行って、そこでコロナに感染したりという事例は実際に出ているという報告が来ています。もちろん、彼らがコロナに感染したところで、ホームパーティに行っていたと政府に「本当の事」を言ってしまえば、罰金対象になる事を恐れ、真実を言うわけがありません。結果それらは、すべて「感染経路不明」という事になります。
と、いうわけで、留学エージェントとしては、当たり前なのだけれども、「ロックダウン中に食事に誘われても言っちゃ駄目だよ」と、厳重に伝える必要が出てきています。
当たり前の事ですが、海外でドラッグやっちゃ駄目だよとかスープを飲む時にズズっと音を立てると引かれるよ、と言っても、やる人はやるので自己責任としか言いようがありませんが、日本のように周囲が守っていれば、自分も守らなければならないというリテラシー(相互監視社会?)を守る人種(日本人)からしたらルールを破る人を見るのは良い気分ではありません。
しかし、覚えておかなくてはなりません。
強制でなくても、すべて国や他人にの言う通りに行動をするのは日本人の「特殊な生態」といえるものであり、個々の判断を尊重し自己責任で行動する事が、海外生活において必要なことなのです。
誰かに「あの子がルールを守らないんです。」と不平を漏らしても、それを取り締まるのは警察であり、他の誰の責任でもありません。
つまりは、自分の身は自分で守らなければならないという事。今コロナ禍で、より強い意思を鍛える事が求められていきそうです。
新しい2021年以降の世界の扉は、まだ開いたばかりです。自己を鍛え、自己の判断力を研ぎ澄ます。その為の人材コーチングに力を入れて参ります。
コロナ禍だから「自粛」ばかりではなく、次のステップへ準備を進め、どんな環境下でも前進出来る力をつけましょう。
さぁ、やってやろうじゃないですか!
